相続税の基礎知識①「相続」
平成25年度の税制改正により、平成27年1月1日以後に
相続があった場合には、改正前と比べて相続税の負担が増加します。
また、相続税の対象となる方は全体の約4%と言われていますが、
改正後は約7%に増加すると予想されています。
具体的な改正の内容を説明する前に、
まずは相続の基礎知識から・・・
「相続」とは?
民法の第822条では「相続は、死亡によって開始する。」とあります。
被相続人(亡くなった人)の死亡時の財産には、
不動産・有価証券・預貯金といった「プラスの財産」と
借入金等の債務「マイナスの財産」の二種類があります。
これらの財産の権利が、被相続人の配偶者,子などの相続人に
移転することを「相続」といいます。